ハワイ大学解剖実習から見えてきた「カラダの引き上げ」について

こんにちは、伊集院です。

 

先日、ハワイ大学にて解剖実習に参加してきました。なぜハワイ大学かと言うと、設備の良さ、研究室の大きさ、ハワイ大学解剖学科教授の解説付き、などなど素晴らしい環境が整っているからです。ですからレベルがとても高く世界各国の医療やスポーツの関係者が解剖実習のために集まってきます。

 

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実際にメスを持ってご献体を解剖していくのですが、教科書と実際の身体の違いの多さに驚かされます。

 

私はバレエ整体セラピストとしていくつかテーマを持って参加してきました。その中の一つとして「からだの引き上げ」のについて筋肉について改めて考えたいと思います。

 

「からだの引き上げ」がよくわからないというテーマは当院のクライアントさんの悩まれている症状としてはとても多いです。

 

からだの引上げは

□上からヒモで吊られているようなイメージ

□水を下から上に吸い上げるようなイメージ

などと表現されることがあります。

 

やはりイメージとしては縦に伸びる感じでしょうか。では実際にそのような筋肉はあるのか?

 

解剖実習で実際の筋肉を見てきて感じた事は、縦に引き上げる走行をしている筋肉は

「横隔膜」と「骨盤底筋群」の2つだと思います。

 

そして私はこの2つの筋肉がキーポイントだと考えます。分りやすく言うと内蔵の上端が横隔膜、下端が骨盤底筋群です。この2つの筋肉を使うためには他の筋肉も複合的に働く必要があります。

 

いずれにしても抽象的な表現のイメージだけよりも、具体的な筋肉を意識しながらの方が「からだの引き上げ」の感覚はわかりやすいのかなと私は思いますのでクライアント様には伝えて行きますね。

 

院長 伊集院博

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