股関節が開かない人の足首の特徴とは
アンディオールができないのは足首に原因が…
今回は足裏~足首の形状と股関節の硬さの関係性を考察していきます。
足関節は体の土台として地面と接していますので全身に影響を与えます。
特に足首、下腿部、膝関節、大腿部、股関節、骨盤の関係性は密と言えます。
アンディオールが苦手で股関節が固い人は足首が内側に倒れこんでいる傾向が多くみられます。
これを【回内足】と言います。
そして日本人の70%以上が回内足であるというデータがあります。
程度の違いはあるもののほとんどの人が回内足ということになります。
回内足はどのような状態かと言うと、
足首の中心の骨「距骨」が内側へ倒れこみ、踵の骨「踵骨」が外側へ傾きます。
その結果アキレス腱が外側へ曲がって見えます。
なぜ回内足だと股関節が固い人が多いのか?
それを証明できるものに生体力学の法則「下肢のバイオメカニクス」があり、
基本的にはこの法則通りになります。
それは
【回内足⇒下腿部内旋⇒大腿部(股関節)内旋⇒骨盤前傾⇒腰椎前弯】
そうです!
回内足は股関節が内旋しやすい足だということになります。
回内足で股関節が固くて悩んでいる方は、
この回内足を何とかすれば解決策が見えてきます。
当院での回内足の解決方法とは
<手技による足底のアライメント矯正>
足裏の骨は26個もの数があります。
ここで言うアライメントとは26個の骨の配列のことです。
それらの骨の全てが関節を成していますので、
その関節の動きを改善する矯正を行います。
そして足首の中心の骨「距骨」の位置、踵の骨「踵骨」の位置を矯正します。
<ピラティスによる足底のアライメント矯正>
ピラティスのエクササイズを用いて回内足の癖を修正し、
正しい使い方を身体に教育していきます。
当院はピラティスマシンのリフォーマーを完備していますので、
マット状のみのピラティスよりも効果を感じて頂けると思います。
<インソールによる足底のアライメント矯正>
矯正後に元に戻ってしまわないようにインソールを使用することをお勧めします。
当院では【フォームソティックス・メディカル】というインソールを取り扱っております。
このインソールは回内足を矯正するため専用のインソールで、
世界30か国の足病専門医から35年以上に渡り支持され続けてきた、
海外において「矯正装具」として認可されたインソールとなります。
これまでのまとめ
いかがでしたでしょうか?
股関節が固い原因は回内足からの影響が大きいこと!
もちろん回内足がすべてではありません。
ですが回内足傾向の方は解決策が見つかりましたね。
今よりもっとアンディオールが出来るようになって、
ご自身の可能性を高めていってください。